そんなに甘くはない

　娘の相方のたつての願いを聞いて、手倉湾へ・・・・・。
久しぶりのアオリイカ釣り、昨年は、よく通っただけに
期待感で一杯の娘の相方に、吹きすさぶ強風にチョッピリ嫌気の私が
引っ張られていった。

　餌のアジを購入し、手倉湾に到着したが、波止には気配が無い。
いつもなら、顔見知りの釣り人も必ずいるのに・・・・。
いつもなら絶対に空いていない、『馬の背』、娘の相方は、大喜び・・・・。

　早速、娘の相方はエギで釣り開始、昨年初めてアオリをここで釣っただけに、
入れ込みがすごい。私は、腰をおろし時合に備えて休養。

　太陽が山間に隠れ、時合到来・・・・。
２投目、フリーにしたリールから、道糸が勢いよく飛び出した。
ベールをを起こし、竿で溜めると、懐かしさを感じるような、なんとも言えない負荷が

手に伝わった。

　結局、よく似たサイズ、５００グラム程度を２杯。
娘の相方は、残念ながら坊主・・・・。
そんなに、手倉のアオリは甘くはない。


　　　　　　　BRIDGE　OVER　TROUBLED　 WATER