ワカイシにいかれてしもた

　久しぶりの県外の磯、もう一つのクーラーには、ヨメはんにお茶、弁当、デザート等を作ってもらい、
最初からまるでピクニック気分。
良型のグレを５尾揃え、ゆっくりと回顧しながら、味わう予定だった。
　
　クジも１４人中の１１番、ここ矢ケ浜では、後の方ほど沖へ行くはずである。
果たして、渡礁した磯は沖磯『カバの一番』だった。
パートナーは、宿毛の甲子園球児、山崎君・・・。
隣の磯の『カバの２番』には、なんとなんと、近頃天敵のワカイシ・・・・・。
この磯の配置プランが、つら～い結果を物語っていた。

　甲子園球児は、オーソドックスに浅く釣り、良型混じりの５尾を揃えた。
私は、阿保の一つ覚え、いつもの大物狙いの遠投深釣り・・・・。
ちょっぴり気になり、浅く釣って、２尾のグレ・・・、ああ、いつでも５尾は揃えることが出来る・・・。

　結局、グレは２尾のままで最下位・・・・・。
皆、こんまいグレ釣らしたらうまいのぉ～と心の中で遠吠え。
近頃天敵のワカイシは優勝、甲子園球児は、４位。
まぁええか、道糸が音を立てて出て行くような当りも２回あったし・・・。

　あ～あぁ、ここんとこ、天敵のワカイシには連戦連敗。
またまた、極楽寺の和尚の声が聞こえる・・・・。
「ヒグチ、それが今の実力じゃ。」


　　　　　　BRIDGE　OVER　TROUBLED　 WATER