鬼門は鬼門

　連盟のチヌ釣り大会の予選。
以前もその次も中途半端に釣り、特に丸島の『鬼門』は中途半端に釣り、
大きな忘れ物をしたばかり・・・・。リベンジの一心で渡礁した。

　うねりが強い。今は潮が一番低いけれど、小潮とは言え、ちょっと気になる。
だが、そんな心配もよそに、ウキが消しこんだ。
小荒れの中をあっちへこっちへ走り廻った挙句、やっとタモに納まったのは、40センチ余りの
ハマチだった。

　幸先がいい・・・・。
竿に残る締め込みの強さを感じながら、仕掛けを投入、またウキが・・・・。
ここから、『鬼門』という磯の意味を徐々に再認識することになる。
チヌを浮かせて鈎はずれ、また連続で鈎はずれ、三回目には、やっと取り込む。
この時合の良さをものに出来ない、歯がゆさ・・・・。

　結局対象魚のチヌは一尾だけ、後はグレ2尾にメバル4尾・・・・・・。
惨敗、その上に、まだ餌バッカン、大切にしていた、柄杓立、値段を聞けば涙が出る
ウキ2個、『鬼門』の生贄に・・・・。

　闘志を燃やしての、読売ジャイアンツのＴシャツも効果なく、天敵のワカイシ・キムランにも完敗。
やっぱり、磯が悪かったんや・・・・・、と言ってもむなしい。
　

　　　　　　　　　　BRIDGE　OVER　TROUBLED　 WATER